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想いを伝えたい:生きる、象の背中、小林麻央

象の背中 旅立つ日

 

象の背中との出会い

 

象の背中 小林麻央

 

私は、陰陽五行論を通じて、東洋哲学を学んでいます。

月に一度の講義の日を中心に生活が回っているといっても過言ではありません。

 

その授業の中で、紹介されました。

秋元康さんの作品を分かりやすくアニメーションにしています。

お子様でも触れることができる作品でした。

 

涙が溢れて止まりませんでした。

ちょうど母を亡くして、半年ほどのことです。

 

”自分とは”を深く問い始めていました。

 

象の背中を知ってからの想い

 

象の背中 小林麻央

 

出会いと別れ:受け入れるべき宿命・現実

 

人はだれでも生まれてきた以上、必ず死の時を迎えます。

例外はありません。

これをもって 人は平等だという方もいます。

 

はたして、平等なのでしょうか?

 

 

そこには、必ず出会いと別れが存在します。

 

 

人生を生きるとは、

人と違うこと

不平等であることを

受け入れることかもしれません。

 

不平等であるが故に人であるとも感じます。

 

 

小林麻央さんのブログ:生きる

 

生きる

テーマ:
ブログ

おはようございます。

 
皆様、メッセージありがとうございます。
 
「生きたい」ではなく「生きる」と
思って下さいという言葉を見て、
 
心が晴れました。
 
 
「生きたい」のではなく、
「生きる!」のでした。
 
「〜したい」だと
いつまでも、
そうなれるよう未来を追いかけ
続けなくてはいけない
ですものね。それは疲れます。
 
もう「生きる」道を選んで、
既に歩いてると思うと、自信が湧きます。
 
大丈夫!

 

このタイトルは、映画のタイトル”生きる”を意識されたものなのかどうかは、

私にはわかりません。

 

しかし、「生きる」と宣言された通りの闘病生活をおくられていました。

 

多くの方に勇気と感動を与え続けたこと・・・・・

 

私は、輪廻転生を受け入れています。

 

人は宿命を背負って生まれ、使命を果たすことを目的に生きる!

 

リチャード・バックの言葉を贈ります

君達の使命が終了したかどうかを判断する簡単な基準がある。
もし、君達が生きていれば 瀕死の重篤でかすかに息がある場合でも生きていればまだ使命は終わっていない。
リチャード・バック イリュージョンより

 

 

そのような感覚ですから、私は、

 

小林麻央さんは、今世の使命を立派に果たされた

 

と信じます。

 

 

ご冥福をお祈りいたします

 

 

象の背中のストーリー

 

象の背中 小林麻央

 

この動画を観て、

本気で生きているのか

を問われました。

 

死ぬまで生きる

 

この覚悟を持つことが大切だと、感じました。

 

 

 

妻と2人のしっかり者の子ども、幸せな家族4人。会社での地位も得て、順風満帆に暮らす48歳の中堅不動産会社部長・藤山幸弘は、今まさに人生の“円熟期”を迎えていた。だがある日突然、末期の肺がんで余命半年だと宣告される。その時、藤山が選択したのは、延命治療ではなく「死ぬまで生きる」決意をし、大切な人たちに見守られて逝く事だった。大学生の長男・俊介の他、若い愛人・青木悦子に自分が癌であることを真っ先に告げ弱音を吐くが、23年間連れ添った妻・美和子と高校生の長女・はるかには余命の宣告の事実を告げないことを決める。彼は残された時間に今まで出会った大切な人たちと直接会って、自分なりの別れを告げようと決意する。進行中のプロジェクトや怨みを買っていた昔の取引先、喧嘩別れした友人や初恋の人に会いに行き、自分が癌で死ぬことを伝え、遺書を残してゆく。死期を悟った象とは正反対に、「今」を生き抜こうとする夫を妻は懸命に支えることを決意する。

時は過ぎ、病状は悪化して行く。末期の肺がんなのになぜか一般症例と逆に痩せてゆく主人公。一通りやりつくした藤山はホスピスに入りたくなり、長年口も聞いていなかった実兄・幸一に死後の家族の生活費1400万円を工面してもらう。海辺のホスピスで、スイカ片手に死にたくないと本音を語る主人公の横で、何も言えない兄。自由気ままに行動する藤山を美和子は、寛大に見守っている。ホスピスに入った藤山は愛する悦子にまた会いたい一心で呼んでしまうが、会いに来た時に妻と遭遇してしまう。愛人だと見抜いた美和子は悦子に深々と頭を下げお礼を言う。藤山は自分が死んだら悦子に分骨してほしいと兄に頼むが、すんなり受け入れられる。今にも死にそうな主人公を化粧もこなし綺麗に着飾ってホスピスで看病する妻に、藤山はラブレターを渡してプロポーズをする。美和子は「もし、もう一度生まれ変わっても、私にプロポーズしてくれますか?」と応じる。肺がんの藤山が咥えるタバコに、火をつけてやる美しい家族愛。主人公藤山は愛している美しい家族のことを考えながら死を迎える。

出典:ウィキペディア

 

象の背中のルーツ:黒沢明監督「生きる」

 

象の背中は、黒澤明監督の「生きる」にインスパイアされて出来たと教えてもらいました。

残念ながら、映画は見ていません。

書籍もですが、内容が重すぎるので、アニメ化して多くの方に知らしめたいとの思いがあるようです。

 

私も微力ですが、一人でも多くの方に知ってもらうために

記事を書いています。

出来ましたら、シェアしていただけますと幸いです。

 

市役所で市民課長を務める渡辺勘治は、かつて持っていた仕事への熱情を忘れ去り、毎日書類の山を相手に黙々と判子を押すだけの無気力な日々を送っていた。市役所内部は縄張り意識で縛られ、住民の陳情は市役所や市議会の中でたらい回しにされるなど、形式主義がはびこっていた。

ある日、渡辺は体調不良のため休暇を取り、医師の診察を受ける。医師から軽い胃潰瘍だと告げられた渡辺は、実際には胃癌にかかっていると悟り、余命いくばくもないと考える。不意に訪れた死への不安などから、これまでの自分の人生の意味を見失った渡辺は、市役所を無断欠勤し、これまで貯めた金をおろして夜の街をさまよう。そんな中、飲み屋で偶然知り合った小説家の案内でパチンコやダンスホール、ストリップショーなどを巡る。しかし、一時の放蕩も虚しさだけが残り、事情を知らない家族には白い目で見られるようになる。

その翌日、渡辺は市役所を辞めて玩具会社の工場内作業員に転職していようとしていた部下の小田切とよと偶然に行き合う。何度か食事をともにし、一緒に時間を過ごすうちに渡辺は若い彼女の奔放な生き方、その生命力に惹かれる。自分が胃癌であることを渡辺がとよに伝えると、とよは自分が工場で作っている玩具を見せて「あなたも何か作ってみたら」といった。その言葉に心を動かされた渡辺は「まだできることがある」と気づき、次の日市役所に復帰する。

それから5か月が経ち、渡辺は死んだ。渡辺の通夜の席で、同僚たちが、役所に復帰したあとの渡辺の様子を語り始める。渡辺は復帰後、頭の固い役所の幹部らを相手に粘り強く働きかけ、ヤクザ者からの脅迫にも屈せず、ついに住民の要望だった公園を完成させ、雪の降る夜、完成した公園のブランコに揺られて息を引き取ったのだった。新公園の周辺に住む住民も焼香に訪れ、渡辺の遺影に泣いて感謝した。いたたまれなくなった助役など幹部たちが退出すると、市役所の同僚たちは実は常日頃から感じていた「お役所仕事」への疑問を吐き出し、口々に渡辺の功績をたたえ、これまでの自分たちが行なってきたやり方の批判を始めた。

通夜の翌日。市役所では、通夜の席で渡辺をたたえていた同僚たちが新しい課長の下、相変わらずの「お役所仕事」を続けている。しかし、渡辺の創った新しい公園は、子供たちの笑い声で溢れていた。

出典:ウィキペディア

 

象の背中:動画のご紹介

 

象の背中 旅立ちの日 完全版

 

ストーリーは、お子さんにも解りやすくまとめられています。

なにより、象の背中の音楽が素敵です。

 

何十回も見ています。

その都度、少しの間、音楽と想いが流れ続けます。

 

続・象の背中 バトンタッチ

 

 

続編が出ているのを知りませんでした。

今回、ブログを書いたきっかけも、続編があること、映画版もあることをお知らせしたかったからです。

知らないまま、過ごすのはもったいないと思いました。

 

映画「象の背中」予告編

 

 

重たい内容でも、あります。

しかし、現実感のあるストーリーでもあります。

 

象の背中:関連書籍ご紹介



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