essay

バニラ・エアが燃えている。しかし、木島さんも燃えている。そして俺も燃えてしまった。

乙武洋匡さんの投稿に刺激されました

障害者と言われる人たちの要望は被害者意識なのか?

 

第一段のブログです。

まだお読みになっていない方は、このブログをはじめにお読みいただきたいと思います。

 

無智は無得:アスペルガーを知らなかった時代があった

私は、引きこもりの方などの鬱症状や自閉症の方々に向かって、

「働かざるもの、食うべからず」

という整体師さんに出会いました。

 

同意できるケースもあります。

しかし、当然個々の事情が異なります。

 

「昔はそんな症状はなかった。

あったとしても淘汰されていた。

というのがその方の主張でした。

 

私も、おそらくは8割がたの引きこもりの方には当てはまると思います。

しかし、すべての方ではないですよね。

 

電車・バスには優先席があります。

駐車場にも最近増えてきました。

当然無視して座っている方、健常者なのに利用している方(もしかしたら”あたま”が”悪い”のかも)

 

これについても、色々な意見があると思います。

 

かって、ダム建設反対で知事に当選された方がいます。

 

私も、自然との共存が願いです。

 

子供の頃遊んだ川が、コンクリートで固められているのを見ると悲しくなります。

 

ただし、私が子供の頃は毎年のように川が氾濫して、大きな被害が出ていました。

後片付けも大変だったと思います。

 

ダムを作る治水 ×  自然環境を守る

 

大切なことは、どちらも正しいということ。

どちらが、正しいではありません。

今、私たちが考えるべきこと

"弱者にやさしい社会”の負担に耐えられる社会を目指す!

しかし、今は、次善の策でも受け入れるべき!

 

人の"心"が離れてバラバラになったら・・

大切なのは自分だけになってしまうから!

私は、そう考えています

乙武さんのブログをシェアします

『バニラ・エアが燃えている。しかし、木島さんも燃えている。』

長いですが、敢えて全文を掲載させていただきます。

【朝日新聞】車いす客に自力でタラップ上がらせる バニラ・エアが謝罪

まず、補足をしておくと、この見出しだとバニラ・エアが車いす客に自力でタラップを這い上がるよう命じたかのような印象を受けてしまうが、そうではないようだ。

木島英登(ひでとう)さんの公式サイトでの説明によると、こうだ。

バニラ・エアから「歩けない人は搭乗させられない」「同行者が抱えることも危険なのでダメ」と言われた木島さんが、「行きは同行者に抱えてもらったのに、帰りはダメと言われたのでは大阪に帰れない」と焦りを募らせ、航空会社職員の制止を振り切ってみずからタラップを上がりはじめたというのが正確な描写のようだ。

一連のバニラ・エアの対応も批判を浴びているが、木島さんが航空会社に事前連絡していなかったことも相俟って、ネットユーザーからは木島さんに対しても「クレーマーだ」「プロ障害者だ」との批判が相次いでいる。では、これらの批判ははたして的を射たものなのだろうか。私なりの見解を述べてみたい。

まず、木島さんが事前連絡をしていた場合、どうなっていたのか。バニラ・エアは適切な対応を取り、木島さんは滞りなく搭乗することができていたのだろうか。答えは、NOである。毎日新聞の取材に、バニラ・エアは「関空-奄美線では、自力で歩けない車椅子のお客さまから事前に連絡があった際には搭乗をお断りしていた」と回答している。何のことはない。事前連絡をしたところで、結局は乗れないのだ。

事前連絡をすることでスムーズに搭乗できるという前提なら、「木島さんは事前連絡すべきだった」との批判も理解できる。しかし、事前連絡をしたところで「お断り」ならば、するだけムダというものだろう。実際、木島さんもキャリコネニュースの取材に「前もって連絡したら乗れませんよ」「診断書を出せと言われたり、根掘り葉掘り聞かれたりして面倒です。連絡をしなかったのは確信犯ですね」と答えている。

私も別の航空会社で離島行きの便を予約しようとしたものの「設備がない」との理由で断られた経験が何度かあるが、木島さんも事前連絡がただの"門前払い"にしかならないことを熟知していたのだろう。

では、事前連絡しようがしまいが「自力で歩けない人は搭乗できない」というルールを掲げている航空会社に予約し、無理にでも乗ろうとする行為は、はたして「クレーマー」に当たるのだろうか。もしも、そのルールに客観的な正当性が認められるのなら、木島さんはクレーマーとのそしりを免れないだろう。しかし、バニラ・エアが掲げる「自力で歩けない人は搭乗できない」というルールには、はたして客観的な正当性があるのだろうか。

2016年4月に障害者差別解消法が施行されて1年以上が経過した。これによって、障害の有無にかかわらず、すべての人が適切なサービスを受けられることが法律で保障されることとなった。もちろん、この法律が施行されたらといって、障害者の要求がすべて通るわけではない。あくまで「合理的配慮の範囲内で」という前提がある。ただ、この合理的配慮、ちょっと難しい。

たとえば、「飛行機のサイズが小さすぎて私の車椅子を搭載できないなら、新しい機体を購入してほしい」という要求をしたとする。これは、あまりに莫大な予算を必要としてしまうため、「合理的配慮の範囲を超える」と見なされてしまうだろう。しかし、木島さんが搭乗するためには、ストレッチャーさえ準備されていれば問題なかった。

実際にバニラ・エアは木島さんとのトラブルから二週間以内にストレッチャーを導入していることを考えれば、予算的にも、手続き的にも、そう準備に負担がかかるものではないことが窺える。つまり、バニラ・エアは合理的配慮の範囲内であるストレッチャーさえ用意していなかったのだ。これは、明らかに障害者差別解消法に反する状況だったと言える。

さて、木島さんに話を戻そう。彼は、先ほどのコメントにもあったように、おそらくはバニラ・エアが違法状態であることを知っていたのだろう。ならば、それに異を唱えること、抗議を示すことは「クレーマー」に当たるのだろうか。本来、クレーマーとは、商品やサービスに問題がないのにクレームを申し立てたり、理不尽な抗議、過剰な要求をする人々のことを指す用語ではなかったか。

たしかに、「スムーズに」奄美諸島へ行くことだけを考えれば、あえて設備が整っていないバニラ・エアを選ばず、別の航空会社を利用するという方法もあったと思う。しかし、それではバニラ・エアが違法状態であり、企業として無自覚の差別を行なっていることを放置し続けることとなる。木島さんのクレームは、そうした状況に一石を投じた、とても意味のあるものだったと感じている。そのクレームは法律に照らし合わせて考えても、いたって真っ当なものであったはずだ。

それを「クレーマー」だの「プロ障害者」だと批判するのは、木島さんに「おまえは理不尽な門前払いに泣き寝入りをすべきだった」と言っているに等しい。特に改善する必要性を感じていない健常者にとってはあまり理解してもらえない感覚かもしれないが、障害者にとってはまだまだ理不尽だと感じられるこの社会環境を変えていくには、あえて波風を立てていく場面が必要にもなってくる。

最後になりましたが、銀座イタリアン事件については、申し訳ありませんでした。

出典:バニラ・エアが燃えている。しかし、木島さんも燃えている。

 

もし、立場・立ち位置が違っていたら、

もしかしたら前面的に乙武さんに同意したかもしれません。

 

可能性は極めて低いですが・・・・・

 

 

 

私の虚しい体験

 

 

私は、10代後半からボランティア活動に参加していました。

ある日、ゲームリーダーを視覚障害者、聴覚障害者と合同で仲良く遊んでしました。

 

その時に、私は、視覚障害者の方には不可能なことを口走ってしまいました。

すぐに取り繕いました。

もちろん、たわいのない発言でした。

視覚障碍者の方々も、苦笑いまでいかずに許してくれていたと思います。

 

 

 

しかし、私の心には ある命題が突き付けられました。

今でも、その時の光景が時々浮かびます。

 

当時偶然読んだ、大江健三郎の初期の小説

私は、今でも共感しています。

 

どこまでいっても、相容れない存在

理解しきれないこと

 

それからしばらくして、ボランティアの現場を離れました。

 

献血や寄付などの支援しか出来ない存在でした。

 

 

今回の行為は、一定の評価がなされるべきでしょう。

方法論はおくとして。

 

 

私たちは、障害者の方々に、本音を発信してもらわないと理解が深まりません。

 

そして、人を傷つける最大の要因は不用意な発言だと感じます。

 

 

 

 

 

 

あめ太郎のブログとの違い

 

アスペルガー ADHD

アスペルガーの観た世界

 

今回の乙武さん木島さんの投稿とあめ太郎君の投稿には、今のところ違いを感じます。

 

~して欲しい。

~であるべきだ。

 

私はそこに、特権意識さえ感じてしまいます。

 

 

あめ太郎くんは、

こんなことは嫌だ!

こんなことはやめて欲しい!

 

一見、個人的なエゴとも取れます。

でももしかしたら多くの声を上げられないアスペルガーの人たちの叫びかも知れません。

少なくとも、私の心には響いています。

 

 

 

乙武さん、木島さんは社会に一石を投じて、現状を変えていくという意識が強いのだと思います。

 

それは、わかります。

 

でも、反発を受けませんか?

 

 

それが緩やかな改革・改良のブレーキになりませんか?

 

 

多くの人の理解と支援が必要はずです。

 

今回の手法が結果として目的達成を遅らせませんか?

 

そして他の障害者の方々の不利益となりませんか?

 

私が感じたポイント

乙武さんのレストラン対応騒ぎ時の感想

 

当時、この話がネットで流されたとき、凄い違和感を感じました。

乙武さんってこんな、クレーマーだったんだとも。

 

レストラン側、乙武さん双方に批判が殺到していました。

レストランは、エレベーターのない2階だったと記憶しています。

レストランのオーナーが「事前に連絡いただければ、人を用意して(当時スタッフが不足していた)抱えて入店していただいた。」と発言していました。

 

誰に対してもそんなサービスができますか?

 

どこのお店でも?

 

クレームをつける内容ではないと断じます。

 

車椅子という物理的制約・バリアフリーの在り方

弱者にやさしい社会は、理想であると同時に追及し続けるべき状態です。

今や、公共交通機関では、職員の方々が車椅子などの条項に付添い、補助する時代となりました。

しかし、まだまだコスト面で限界が沢山あります。

 

社会資本の蓄積が追いついていません。

気長に待てなどとは言いませんが、理解を求め 地道に政治を動かしていくしかないと思います。

 

その意味でもあめ太郎の発信は有意義です。

 

木島さんの行動の是非/被害者意識・エゴなのか?社会的啓発なのか?

 

今回の行動が突発的なことではなく、意図したものであることがわかりました。

詳しい経緯は下記の車いすで飛行機に乗る時はを参照してください。

 

私は、正直不愉快です

 

お客様と従業員あるいは企業、立場の弱い人間・世論に敏感な企業に対する嫌がらせに近い行為です。

 

今、航空会社は車椅子のまま、乗り込める席を開発していて、実機配備も始まることでしょう。

 

こういった動きに水を差す行為に映りました。

 

 

この件に対する素晴らしい意見

 

とても誠実で、論点が解り易い文章です。

難しい問題、かかわりたくない問題に

正面から向き合っておられて、とても感動しました。

プロフィール

鳥塚 亮

昭和35年6月 東京生まれ。
前職は外資系航空会社旅客運航部長。

2009年にいすみ鉄道の社長に就任してから丸7年が経過しました。
公募社長の使命である「ローカル線を廃止にしない」という点では、私は公募の社長としての仕事の第1段階は終了したと考えています。
これからは第2段階として、ローカル線が走る地域は活性化できる。「ローカル線はは地方創生に有効なコンテンツである。」という私の基本ポリシーに従って、いすみ鉄道や千葉県というエリアにこだわらず、ローカル線を使って全国の田舎を元気にしていくことで、日本の活性化にお役にたちたいと考えております。
皆様、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

この問題に、私見を述べられる十分な知識をお持ちだと思われます。

 

お時間のある時に全文を読まれることをお勧めします。

詳しい経緯が書かれています。

 

 

車いすで飛行機に乗る時は

今回の騒動の発端となったお客様は、どうやらこれが初めてではないらしく、赤い会社や青い会社でも、同じようなトラブルがあったみたいですね。外国の航空会社でもやってるみたいです。

どのケースも、ふつうに予約して、いきなり空港で車いすであると告げてトラブルになっているようですが、そういうことを過去に何度も起こして、その時の航空会社側の対応を詳細に自身のブログに書き綴っているようです。

そういうことに関しては、私は非常に違和感を感じますね。

 

この方のWebページは こちら です。

 

ふつうであれば、何度か経験すれば学習すると思いますし、少なくともそれによって飛行機が遅れるようなことがあれば、無関係な他のお客様にご迷惑をおかけすることになるのですから、経験を糧にして、事前に車いす利用の旨を航空会社にひと言伝えるぐらいできると思うのですが、あくまでも自分が車いす利用であることについてのハンドリング責任を航空会社に帰属させて、それができていないことに対して世の中に問題提起しているようにしか思えないのですから、私は違和感を覚えるのです。

おそらくいろいろな活動を通して、車いす利用者のパイオニアとなって世の中を変えようとされているのでしょうが、飛行機が遅れたりすることで、他のすべてのお客様がどれだけ迷惑をこうむるかということに関してが欠けているように感じるのが残念ですね。

 

まあ、でも、こういう人が出てきてくれたおかげで、アイスクリームの会社も、きちんと考えるようになるとすれば、それはそれで一歩前進なのではないでしょうか。

格安航空会社といえども、公的使命がある以上、きちんとやらなければならないところは、きちんとやらなければならないのですからね。

 

いずれにしても、航空会社は車いすの方ばかりでなく、お手伝いが必要なお客様をきちんとハンドリングする準備はできているわけですから、お客様の方も、正確な情報を提供することですべてがスムーズに行くのです。

じゃないと、他のお客様に多大なご迷惑をおかけするということになりますからね。

それは本意ではないはずです。

 

もちろん、電車と違いますから状況によってはご利用をお断りするということだって考えられるのですから、そこのところを勘違いされないようにお願いしたいと思います。

 

この方の場合は、あくまでもご自身をパイオニアだと考えているのかもしれませんが、こういうことは今回限りということにしましょうね。じゃないと、世間の支持が受けられなくなるような危険性を感じています。つまりはそれが私が感じる違和感なのです。

出典:いずみ鉄道社長ブログ

 

 

木島さんへのエール

 

木島さんのブログです

歩けない人は乗せれません!

 

今回の件は、確かに少なくとも私の知るところとなりました。

間違いなく波紋が拡がっています。

 

波紋は障害物にあたるまでは、綺麗な円を描いて拡がっていきます。

しかし、すぐに何かにぶつかれば、ぐちゃぐちゃで汚いあれた海のようになります。

 

あともう少し、提言の仕方に工夫をされたら如何でしょうか?

 

車椅子の方にとって、点字ブロックは邪魔ではないですか?

何かをするとか必ずどこかに歪が出ます。

少しずつ歪を調整しながら前に進むしかないと思います

 

頑張ってより良い社会を作っていきましょう。

 

応援させてください!

 

日本社会は緩やかかも知れないが着実に成熟に向かっている

 

日本はダメだ!

今の若いものは!

政治がダメだ!

教師がダメだ!

今の親はなってない!

 

本当でしょうか?

 

自分が子供の頃に比べて、明らかに社会資本が整備されています。

個人の意識も高くなっていると思います

公共機関の対応も格段の進歩を感じます。

 

私だけでの錯覚でしょうか?

 

 

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