映画レビュー

『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』『インフェルノ』カトリックを理解するために

ロバート・ラングドンシリーズ三部作を一気に鑑賞

本来は『天使と悪魔』が第一作目なのですが、映画では『ダ・ヴィンチ・コード』が第一作になっています。

『ダ・ヴィンチ・コード』と『天使と悪魔』は宗教的な謎解き要素がとても面白いです。

『インフェルノ』は映画としては、面白いのですが、謎解きの要素よりサスペンス調になっていてテイストが違うかなと思いました。

私はどうしても欧米の作品に対して宗教的なバックボーンが無いために理解できない事があります。

そうした部分を埋めるためにも、宗教的要素の多い作品を観るようにしています。

『ダ・ヴィンチ・コード』の中で、主人公が井戸に落ちたときの話をします。

『神に祈った』と・・・

困ったときにすがっていいのが神様ですから、当然の行いです。

私も『助けて』と何百回もこころの叫びを発してきました。

お願いする相手が誰かは、一度も意識したことはありませんけれども・・・

そして私は、困っていないときはただ、見守っているだけにして欲しいと思っています。

欧米の作品には宗教団体(ローマカトリック)に対する疑問があるのを感じます。

それと同時にイエスの教えが生活の根底にあるのも事実です。

そんな葛藤を描いた作品が作られ続けている気がします。

それだけ我々が知りうるよりも多くの醜いことを、バチカンがやってきた歴史があるのでしょう。

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『イエス』を神としないで、人間としてみれば、なんの疑問も起きずに

『素晴らしい教え』に従った生活を送ることが出来るのに・・・

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ところで、バチカンが映画の撮影に協力的なのが、ある意味凄いと思いました。

ミッションインポッシブルでもそうですが、爆破シーンを特撮とはいえ撮影させる商業的センスが巨大な組織を運営するコツなのでしょうね。

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