1950年に制定、1948年10月4日に里親制度が施行されました
里親になられている方々、過去になられていた方々には尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。
『ご苦労様です』というのも失礼なことでしょう。
素晴らしい行いです。
ペット保護
保健所に保護されて処分されてしまう犬やネコたちを引き受けてくださる方々も立派な里親だと思います。
現在は処分ゼロを目指す運動も着実に成果を上げてきています。
嬉しいことです。
ところでその他の動物はどのような扱いなのか気になっています。
さらには、保護されるような原因を除去しなければ続々と不幸なペットをうみ続けてしまうとも思います。
ペット問題の原因には色々あるでしょう。
- ペットショップの姿勢(不当利得を狙う業者)
- 変わったペットを欲しがる人達(特にお金に糸目をつけない人達)
- 安易な動物の飼い方(面倒を見切れなくなる等)
- 家庭環境の変化(ペット不可物件への転居など)
希少動物や絶滅危惧種など珍しい動物を飼育したがる人が多いと思います。
『人と違う』ということをステータスと勘違いしているのでしょう。
最近は監視が厳しいのでSNSへ画像をアップされることは殆ど無いと思われます。
しかし、クローズドでのSNS交流ではどうなのでしょうかね?
法規制的にも公開で無いと監視できない可能性があります。
その昔、エリマキトカゲがブームになったときに飛行機で鞄に閉じ込めてでも輸入しようとした業者が散見されました。
モラルのない業者のせいで業界が批判されるのも気の毒です。
折角司法取り引き制度が出来たのですから、購入者に『二度と不正にペットを飼わない』事と併せて『業者を告発させたらいかがでしょうか』
重罰規定も併せて制定しないと、やったモノ勝ちで終わってしまいます。
顔写真を一定期間ネットに掲示すれば、自然と永遠にネット上の有名人になるわけです。
購入を止める動機にも、販売を止める動機にもなると思うのですが。
我々人類が地球上の生命の頂点に立っているというのならば、保護する義務もあるはずです。
元を締め付けないと、ペット達の悲しみは減らないと思います。
里親制度に対する危惧
今、特別養子縁組制度が出来ています。
内容紹介は別の機会にします。
里親制度とは趣旨が異なります。
そして従来からある養子制度、制度が多いと言うことは人間関係がそれだけ複雑だと言うことだと思います。
いずれにしろ生物学的な親とは別の親を子供は受け入れる訳です。
そして私が危惧しているのは、子供の葛藤ではありません。
養子制度において、親と義務教育終了後の子供の関係性を危惧しています。
- 本当に善意だけなのか?
- 親の扶養義務はどこまで?
- 子供に対する洗脳は無いのか?
もし、自分たちを将来扶養させる目的だけで養子を受け入れる親たちがいたら・・・・・
宗教的な洗脳教育を目的とした養子縁組が行われたら・・・・
従来の日本人社会にとっては常識的思考の外側の出来事ですが、あり得る社会状況になっているのが心配な理由です。
たくさんの善良な心に支えられて、里親制度・養子制度が成立しています。
多くの子供達が救われています。
だからこそ、悪意の排除をきちんとしないといけない。
あらぬ方向へ制度が変質してしまうのを憂慮しているのです。
社会の理解が今でも不足しているのに、酷い事件が頻発したらと思うと・・・
折角ですので特別養子縁組制度と親との法的縁切りの仕組について記事を書いてみようと思います。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
ポットマム 花言葉:高潔
己巳