映画レビュー

Primeビデオ『ビューティフル・マインド 』ノーベル賞学者で統合失調症の夫婦の感動実話

『ビューティフル・マインド』天才と狂気を見守る妻

全世界から絶賛された2001年度最高傑作!!  2001年度アカデミー賞R主要4部門を受賞した『ビューティフル・マインド』。監督のロン・ハワード(『アポロ13』『身代金』)は監督賞を獲得し、彼と長くパートナーを組んできた製作のブライアン・グレイザーとともに見事作品賞も受賞した。天才数学者ジョン・ナッシュを演じるのはラッセル・クロウ(『グラディエーター』『インサイダー』)。天才であるがゆえに国際的な諜報活動に巻き込まれ、その先に待つ衝撃の真実に立ち向かう姿を圧倒的演技力で表現。献身的な愛でただ一人夫を支える妻アリシアを演じたジェニファー・コネリーも、本作品で見事アカデミー賞R助演女優賞に輝いた。全世界で大絶賛された勇気と情熱の感動傑作。

アマゾン解説

2015年にご夫婦で交通事故に遭われて亡くなられています。

映画はあくまでも創作であり、実際は一度離婚されています。

しかし、奥様は同居人として狂気の中にまだいた主人公を見守り、病気から回復した後には再婚もされています。

周りに理解者がいると精神の病も回復する可能性があるのでしょうね。

統合失調症?

私はよく夢を見ます。

時系列も登場人物もメチャクチャな夢もあります。

よく考えたら死んでいる人が普通に登場してきます。

しかし普通は、私は目覚めたらそれが夢だと気づきます。

ところが脳の中では、支離滅裂な事柄を夢で見るのも現実の世界で見るのも違いが無いとしたら・・・

誰しもが統合失調症になり得るのかもしれません。

日常で見えないモノが見える。

存在しない人物が側にいる。

そんな生活を異常だと認識して立ち向かって克服した主人公に感動しました。

赤ん坊がいながら、そんな狂気の人と生活出来た奥様にも感動しました。

普通逃げ出すでしょう。

誰にも責められることは無いはずです。

そう言えば5年ほど前、夢と現実が区別できない事柄がありました。

具合が悪く、いつも研究者だか医者だかの集団に何かあったら直ぐに電話するようにと毎日のように言われていました。

そしてある朝、動けずに電話しようとして、夢だと初めて気づきました。

そのことは笑い話として話していたのですが、仕事場で突然めまいに襲われ救急搬送されてしまいました。

MRIをとっても異常が見つからず・・・

まあその後、仕事を精算してしばらくのんびりして今に至ります。

ストレスがたまっていたのだと思います。

そんなことを思い出した映画でした。

-映画レビュー

© 2024 Light Reader Magazine