『博士の愛した数式』80分しか記憶出来ない
不慮の交通事故で、天才数学者の博士は記憶がたった80分しかもたない。何を喋っていいか混乱した時、言葉の代わりに数字を持ち出す。それが、他人と話すために博士が編み出した方法だった。博士のもとで働くことになった家政婦の杏子と、10歳の息子。博士が教えてくれる数式の美しさ、キラキラと輝く世界。母子は、純粋に数学を愛する博士に魅せられ、次第に、数式の中に秘められた、美しい言葉の意味を知る―。
物語は、少年が青年数学教師となり、初めての授業を行うシーンを通じて回想風に進んでいきます。
この教師がまた凄く良い味を出しています。
そしてこんな教師が数学を教えたら絶対数学を嫌いにならないだろうと感じます。
教育とは教師があって成り立つ!
若き教師にこそ観てほしい映画だと思いました。
それにしても80分しか記憶が待たないとは・・・
短期記憶から長期記憶への移行が出来ないのでしょうか?
刻み込まれた美しい思考はそのまま残されています。
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どちらも数学者のお話です。
数学が美しいのか
人間の本質が美しいのか
廻りに恵まれた人生を送れれば、それだけで幸せなんだと感じた映画です。