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情報を発信する上で絶対必要なスキルである文章力向上を目指す
今や多くの方が、ブログやSNSで個人の意見、情報を発信しています。
折角、発信するのですから、やはり多くの方に読んで頂きたいと思います。
それには、当然
受け手のニーズ × 送り手の発信力
の関係がポイントになると思います。
そこで、文章力をつける基本書として評判の本を3冊ご紹介します。
シリーズになっていまして、同じ著者さん(藤沢 晃治氏)のため一貫性があります。
まずは、第一弾として「分かりやすい表現の技術」です。
文章力向上のためのオススメ!基本書
「分かりやすい表現の技術」/文章力向上おすすめ本
「分かりやすい表現の技術」で手に入れられるスキル
意図を正しく伝えるための16のルール
- おもてなしの心を持て。
- 「受け手」のプロフィールを設定せよ。
- 「受け手」の熱意を見極めよ。
- 大前提の説明を忘れるな。
- まずは全体地図を与え、その後、適宜、現在地を確認させよ。
- 複数解釈を許すな。
- 情報のサイズ制限を許すな。
- 欲張るな。場合によっては詳細を捨てよ。
- 具体的な情報を示せ。
- 情報に優先順位をつけよ。
- 情報を共通項でくくれ。
- 項目の相互関係を明示せよ。
- 視覚特性(見やすさ)を重視せよ。
- 自然発想に逆らうな。
- 情報の受信順序を明示せよ。
- 翻訳は言葉ではなく意味を訳せ。
「受け手」のことを第一に考えた表現力が身につきます
ペルソナの設定(※)という手法で、セールスレターなどを制作されている方が多いと思います。
しかし、自分は精緻なペルソナの設定をする必要が感じられません。
もちろん、万人に向かって発信しろとは言いません。
当然、ビジネスでも それこそ ラブレターでもターゲットはいるわけです。
大切なことは、受け手に対する親切心だと思いました。
オススメの理由は、本の構成がそのまま見本になっていること
- 必要な事を3回提起してくれます。
なぜオススメか一発でわかる事例
ひとは思い込みが強いほど、他の解釈や、受け手のことを考えられなくなります。
ルビンの壺などの「だまし絵」(多義図形)が、良い例です。
画像引用元:http://www.kecl.ntt.co.jp/IllusionForum/v/ladyAndOldWoman/ja/index.html
私がこの本の中で、最も考えさせられたのが、この事例です。
自分の常識は、ユーザーにとっては必ずしも常識ではない。
肝に銘じます!
ペルソナの定義
1999年、『コンピュータは、むずかしすぎて使えない!』の中で、アラン・クーパーによりソフトウェアの開発手法としてまとめられた理論だが、Microsoftのユーザー・リサーチ・マネージャーだったジョン・S.プルーイットによる『ペルソナ戦略――マーケティング、製品開発、デザインを顧客志向にする』が刊行されたのをきっかけにマーケティング手法として注目が集まり、マイクロソフト、アマゾン、フェデックス、フォードなどの大企業に活用が広まった。
「ペルソナ」という言葉は、元来古典劇において役者が用いた「仮面」のことだが、心理学者のユングが「人間の外的側面」の概念をペルソナと呼んだことから、マーケティングにおいては、「企業が提供する製品・サービスにとって、もっとも重要で象徴的なユーザーモデル」の意味で使われている。
氏名、年齢、性別、居住地、職業、勤務先、年収、家族構成といった定量的なデータだけではなく、その人の生い立ちから現在までの様子、身体的特徴、性格的特徴、人生のゴール、ライフスタイル、価値観、趣味嗜好、消費行動や情報収集行動などの定性的データを含めて、あたかも実在するかのような人物像を設定するが、更にイメージを明確にするために顔写真などが用いられる場合もある。
引用元:SMMLab http://smmlab.jp/?p=20107