本レビュー

ネットで発信・稼ぐための文章力向上にオススメ!分かりやすい表現の技術

情報を発信する上で絶対必要なスキルである文章力向上を目指す

今や多くの方が、ブログやSNSで個人の意見、情報を発信しています。

折角、発信するのですから、やはり多くの方に読んで頂きたいと思います。

それには、当然

受け手のニーズ × 送り手の発信力

の関係がポイントになると思います。

そこで、文章力をつける基本書として評判の本を3冊ご紹介します。

シリーズになっていまして、同じ著者さん(藤沢 晃治氏)のため一貫性があります。

まずは、第一弾として「分かりやすい表現の技術」です。

「分かりやすい表現の技術」で手に入れられるスキル

意図を正しく伝えるための16のルール

  1. おもてなしの心を持て。
  2. 「受け手」のプロフィールを設定せよ。
  3. 「受け手」の熱意を見極めよ。
  4. 大前提の説明を忘れるな。
  5. まずは全体地図を与え、その後、適宜、現在地を確認させよ。
  6. 複数解釈を許すな。
  7. 情報のサイズ制限を許すな。
  8. 欲張るな。場合によっては詳細を捨てよ。
  9. 具体的な情報を示せ。
  10. 情報に優先順位をつけよ。
  11. 情報を共通項でくくれ。
  12. 項目の相互関係を明示せよ。
  13. 視覚特性(見やすさ)を重視せよ。
  14. 自然発想に逆らうな。
  15. 情報の受信順序を明示せよ。
  16. 翻訳は言葉ではなく意味を訳せ。

「受け手」のことを第一に考えた表現力が身につきます

ペルソナの設定(※)という手法で、セールスレターなどを制作されている方が多いと思います。

しかし、自分は精緻なペルソナの設定をする必要が感じられません。

もちろん、万人に向かって発信しろとは言いません。

当然、ビジネスでも それこそ ラブレターでもターゲットはいるわけです。

大切なことは、受け手に対する親切心だと思いました。

オススメの理由は、本の構成がそのまま見本になっていること

  • 必要な事を3回提起してくれます。

なぜオススメか一発でわかる事例

ひとは思い込みが強いほど、他の解釈や、受け手のことを考えられなくなります。

ルビンの壺などの「だまし絵」(多義図形)が、良い例です。

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画像引用元:http://www.kecl.ntt.co.jp/IllusionForum/v/ladyAndOldWoman/ja/index.html

私がこの本の中で、最も考えさせられたのが、この事例です。

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自分の常識は、ユーザーにとっては必ずしも常識ではない。

肝に銘じます!

ペルソナの定義

1999年、『コンピュータは、むずかしすぎて使えない!』の中で、アラン・クーパーによりソフトウェアの開発手法としてまとめられた理論だが、Microsoftのユーザー・リサーチ・マネージャーだったジョン・S.プルーイットによる『ペルソナ戦略――マーケティング、製品開発、デザインを顧客志向にする』が刊行されたのをきっかけにマーケティング手法として注目が集まり、マイクロソフト、アマゾン、フェデックス、フォードなどの大企業に活用が広まった。

「ペルソナ」という言葉は、元来古典劇において役者が用いた「仮面」のことだが、心理学者のユングが「人間の外的側面」の概念をペルソナと呼んだことから、マーケティングにおいては、「企業が提供する製品・サービスにとって、もっとも重要で象徴的なユーザーモデル」の意味で使われている。

氏名、年齢、性別、居住地、職業、勤務先、年収、家族構成といった定量的なデータだけではなく、その人の生い立ちから現在までの様子、身体的特徴、性格的特徴、人生のゴール、ライフスタイル、価値観、趣味嗜好、消費行動や情報収集行動などの定性的データを含めて、あたかも実在するかのような人物像を設定するが、更にイメージを明確にするために顔写真などが用いられる場合もある。

引用元:SMMLab  http://smmlab.jp/?p=20107

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