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燈台下暗し(とうだいもとくらし)

灯台下暗しとは、ろうそくは周囲を明るく照らしているけれども、その真下は影になって暗いことから、人は身近なことには思いの外、気づかないものだという意味になります。

 

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今の世の中、蝋燭(ろうそく)の炎の明かりや、月明かりで本などを読むことはまず無いのでイメージさえ湧かなくなった諺(ことわざ)かも知れません。
考えてみれば、短歌や俳句もその背景を知っていて理解すればこそ、作者の意図も伝わるのでしょうから、古典学習というのは教える側にとっても難しい事柄に分類されるのでしょうね。

 

 

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因みに私は灯台下暗しの灯台は、岬などにある灯台のことだと長い間ずっと思っていました。

理屈は同じですし、意味も通るので問題は無かったのですが・・・・・・

 

岬の灯台は、GPSもそれこそ世界三大発明の一つ羅針盤さえ無かった時代には、大海原に漕ぎ出した人々にとっては、救いの神にも匹敵する存在だったんだろうなと思います

 
私どものLight Reader MagazineのLightは光の意味です。

 

 

多くの方々にお役に立ちたいという想いが込められています。
しかし、下を暗くはしたくありません。

 

ろうそく 諺 ことわざ
下を照らす明かりも用意している存在でありたいです。
たった一人の貴方のためだけにでも、光を灯せる存在・・・・・・

 

 

Light Reader Magazineは、強い光を放つわけではありませんが、色々な周波数の光を灯し、足下から少しでもお役に立てる存在となることを目指し続けます。

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