世界にひとつだけのオルゴールが清里に!数奇な運命と館長の熱い思い




先日、清里に星を見に行きました。

星がきれいなのは、夏ではなく冬だって

ご存知ですか?

さて、星がきれいな清里には、知る人ぞ知る

オルゴール博物館『ホール・オブ・ホールズ』があります。

「オルゴール博物館」が清里にあることを

なんとなく聞いたことがあったのですが、

実はこのオルゴール博物館、すごいんです!!

世界に一つしかない大型自動演奏オルガン

この博物館は、オルゴール博物館。

そもそもオルゴールとは「自動演奏楽器」。

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館内にはいくつもの自動演奏楽器が展示されています。

オルゴールとは、自動演奏楽器のひとつです。

オルゴールといえば、小さくてきれいな音の出るオブジェ

というイメージでした。

しかし、展示されているオルゴールは、どれも「大型!!」。

オルゴール博物館は、オルゴールの前身ともいえる

自動演奏楽器が沢山あるところだったのです。

ホール中央には椅子が背中合わせに並べられていました。

しかし、殆ど座ることはありませんでした。

なぜなら、自動演奏楽器の演奏の説明を聴くためには

どうぞ楽器の近くにきて、いろんな角度から

見てくださいというコンセプトのため

殆ど椅子に腰を掛ける暇がないのです。

そして、そこで「世界に一つしかない大型自動演奏オルガン」を

見ることになります。

まもなくオルゴール演奏が始まります

そもそも、オルゴール博物館には入らず帰る予定でした。

入館料「大人800円、子供500円」

あまり博物館慣れしていない私は、入館料払ってまで行く気は

なかったのです。

そうはいっても、めったにくることのない清里、

そして、オルゴール博物館。どうしようかな~と迷いはします。

すると

「まもなくオルゴール演奏が始まります」と案内の方が声を

掛けてくださいました。

その声掛けに、なんとなーく後押しされ、

入館することとなりました。

どうぞ皆さま、近くへきてご覧ください

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先ほど少し述べましたが、オルゴールとは「自動演奏楽器」の一種です。

自動演奏楽器には、自動演奏オルガン、シリンダーオルゴール

ディスクオルゴール、オートマタ(自動人形)などがあります。

かつて、この自動演奏楽器は王室や一部の限られた超お金持ち

の人しか聴くことのできない貴重なものでした。

しかし、ここ清里では、出来るだけ多くの人に

聴いて知って触れられるように、というのが館長さんの思い。

「自動演奏楽器の近くまで来てご覧になってください」

ですから椅子があっても、座る暇がないんです。

フランスで生まれたこれは、世界に一つしかなく、しかもそれが清里にある

大型自動演奏器が、ひとつずつ紹介されていきます。

博物館に入ってすぐの部屋の奥に

ドーンと見えるのが「リモネール1900」という

大型自動演奏オルガン。

これは1900年のパリ万博のために特別に作られた

大型自動演奏オルガンだそうです。

華麗な演奏とアール・ヌーヴォー様式の装飾パネルは

19世紀末の雰囲気を現代に伝える貴重な資料。

その「リモネール1900」が「世界にひとつしかない・・・」

というではありませんか!?

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「??パリ万博で特別に作られたフランスの

誇りともいえるであろうものが、世界でひとつ??

その世界でひとつのものが、ここにあるってこと?

フランスはそれで黙っているの???」

もうその一言で沢山の「??」がぶんぶんし始めてしまいました。

リモネール1900が清里に来るまで

私は世界にひとつしかないこの大きな大きな自動演奏オルガンが

何故静かに清里に置けているのか気になって

仕方がなくなってしまいました。

そして質問したのです。世界に一つしかないって

今ここにあるものだけということですよね?と。

果たしてその通り、今ではフランス政府が

返してほしいと言ってきているとのお話。

 

このリモーネ1900、当時は非常に貴重なもので

パリ万博以降、お金持ちしか聴くことが出来ない

ものでした。それがベルギーでも使われ、いくつか

変遷をたどるのですが、経年劣化か音が出なくなって

行くんですね。音が出るからこそ価値ある楽器

音が出なくなったら、そしてこんなに大きなものだったら

置く場所に困ってしまいます。やがては、価値も落ちて

値段も下がっていくわけですが、音もならなくなった楽器を

買い取ったのがオルゴール博物館、現館長さんなのです。

館長さんは、この楽器を引き取り、日本に持ち帰り

職人さんを探し、たくさんの労を費やし、音が鳴るまでに

復旧させた、

だから、手放したくない!

のではなく、いえそれも勿論あるでしょう、

しかし、

より多くの人に、触れて貰いたいとの

熱い思いのほうが強いのかなと感じました。

その為に、ここ日本の清里に博物館を開き

誰でもいつでも観たい人が観られるようにした

と聞いたからです。

生まれた国で、貰い手もなく廃棄されそうになっていた宝物。

その宝物を見出し(掘り出し)、息を吹き込み、再生させた、

それは日本の技術といっても過言ではないのではないでしょうか。

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※ ↑はからくり人形のように、演奏しながら動く自動演奏人形「オート・マタ」。

顔の向き、眉の動き、首の動き、視線も変わります。

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そんな熱い思いを持った館長さんが

想いひとつで運営しているオルゴール博物館

「ホール・オブ・ホールズ」。

清里に行かれた時は、ぜひ触れてきていただければなと

心動かされた者として、お伝えしたく綴ってみました。

萌木の村 オルゴール博物館「ホール・オブ・ホールズ」

投稿者プロフィール

SATOKO~芥川智子
SATOKO~芥川智子Diet & Mental ; Puriet Counselor
主婦であり母である生活者、家庭経営者として、
当ブログでは主に心についての記事を書いています。

心の相談室 Counseling Salon Dressy
https://salondressy.wixsite.com/dressy

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