男は何のためなら死ねるか、男の最高の美徳とは何か




本日は、産経新聞

石原慎太郎氏の論説をそのまま

転記します。

コピー&ペーストではなく

手打ちをしました。

私は一応女ですが、なぜかつい

「男の美学」的なものに目が行ってしまいます。

今回も、男の美学的なるもの

を考えていたところに

ひょいとこの記事が飛び込んできました。

なぜ今これが!?と心揺さぶられ

全文手打ちしたくなった次第です。

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日本よ~真の年男~

by 石原慎太郎氏

石原慎太郎 男の美学

出展:8bef780548.seesaa.net

敬愛していた今は亡き三島由紀夫氏とは

何度か花火の散るような対談をしたことがある。

しかし最後の、氏があの市ヶ谷台で割腹自殺を

するわずか前に行った最後の対談は二人にとって

極めて重要かつ印象的なものだった。

対談の主題は

『男は何のためなら死ねるか』なるもので、

副題は『男の最高の美徳とは何か』

と言うことだった。

話を始める前に三島さんが

「それを口にする前にお互いに入れ札をしよう」

と言いだし、

ならばと二人して手元の紙に記して

差し出して開いてみたら二人とも同じ

『自己犠牲』だった。

三島由紀夫 男の美学

出典:https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BF%E3%82%84%E3%81%B3-%E4%B8%89%E5%B3%B6%E7%94%B1%E7%B4%80%E5%A4%AB-DVD-%E5%B9%B3%E9%87%8E%E5%95%93%E4%B8%80%E9%83%8E/dp/B000VNTPY8

それを見せ合って三島さんは

莞爾(かんじ)として頷き

その後、

次の間で持参していた真剣を抜いて

習いたての居合いを披歴してくれた

ものだった。

その後間もなく彼が『楯の会』の仲間を

かたらって自衛隊の根拠地市ヶ谷に乱入し

隊員たちに決起を促し、

割腹自決した所以が

私と最後の対談で彼が披歴した男にとっての

最高の美徳『自己犠牲』と

いかに繋がるかは

私には未だに不明のままだが。

しかし男女を問わずに

人間にとっての最高の美徳とは

己の生命やそれに近い代償を

厭わずに払っての献身に他なるまい。

それはこの現代においては

稀有なる行為に他ならない。

他人の不幸を喜びあげつらい、

ことを捏造してまで他人を陥れ

営利をむさぼる現代の日本の

下司(げす)なメディアの堕落が

象徴する現代社会にあって、

人間にとっての最高の美徳の表示を

求めるのは、砂浜に落とした針を探すに

等しいことかもしれない。

しかし私たちは幸いにも今年

その稀有なる美徳の表示を目にすることが出来た。

その舞台は万民の興味をそそる

プロ野球の世界においてだった。

その主役はセントラルリーグで

久しぶりに優勝を果たした

広島カープの黒田選手だった。

黒田選手 広島 広島カープ 男気 男の美学

出典:http://umihiro.hateblo.jp/entry/20160724/1469324416

私は遅い朝食の後、

BSテレビでアメリカの

メジャーリーグの試合をよく眺めるが

そこでも日本人選手の活躍に

刮目(かつもく)させられる。

並みいる強打者を相手にして

黒田選手の活躍には感動させられていた。

 

そしてその彼が突然意を決して、数十億円の

年俸を切り捨てて、古巣の広島カープに

戻ると決めたと聞いて驚かされた。

広島ファンたちは歓呼の声で涙して彼を

迎えたことだろう。

 

そして彼は、アメリカでと同じように健闘し

広島は優勝を果たした。

私は家で身を乗り出しながら、

テレビでその試合を眺め入った。

 

私の何よりの関心は、

あの優勝への瞬時瞬時のプロセスの中での

仲間に紛れながら黒田選手の姿だった。

そして優勝の瞬間の黒田選手の顔を

カメラは捉えてくれていた。

あんなにさわやかに安らいだ男の表情を

見たことがない。

私の胸の内を心地よい風が吹き抜けていく

感触があった。

久しぶりに人間なるものを、

男として信じられるような気がしていた。

男として最高の美徳なるものを

身をもって示してくれた彼に

今更誰が何かことさらの賞を

出すことはあるまいが、

この人生の最高の勝者には

ヘミングウェイの言った

『勝者には何もやるな』という言葉が

ふさわしいのかもしれない。

年の暮れも近くこの一年を振り返っての

しめくくりに、今年一番のはやり言葉だの

何だのかがいろいろ口にされるこの頃だが

私はあの黒田選手こそ、喪(うしな)われ

つつある真の「男っ気」なるものを改めて

持ち帰り教えてくれた男の中の男として

彼こそが今年一番の年男と思うのだが。

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いかがでしたでしょうか。

投稿者プロフィール

SATOKO~芥川智子
SATOKO~芥川智子Diet & Mental ; Puriet Counselor
主婦であり母である生活者、家庭経営者として、
当ブログでは主に心についての記事を書いています。

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https://salondressy.wixsite.com/dressy

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