教育勅語論議の不可思議:結論が先にある人とは議論にならない

教育勅語01 essay

他所の国の意見としか思えない教育勅語への結論

 

憲法改正もそうですが、『改正は認められない』という論理は『俺たちが戦争に勝って(貴方たちとは戦争していない)、与えた日本人に守らせる命令(憲法や教育基本法)を変えるな』というように聞こえます。

あくまでも私見です。

 

教育勅語が戦前、戦争への道あるいは国民の道徳の規範になり問題を起こしたという認識
教育勅語の目的は、天皇の「忠良な臣民」を作ること

 

福島瑞穂(当時社民党、副党首)の稲田朋美(当時防衛大臣)への予算委員会での質疑

「日本が道義国家を目指すというその精神は今も取り戻すべきだと考えている」稲田朋美
「教育勅語自体がまったく誤っているというのは私は違うと思う」稲田朋美
「教育勅語が戦前、戦争への道あるいは国民の道徳の規範になり問題を起こしたという認識は」(福島瑞穂
「そういうような一面的な考え方はしておりません」稲田朋美
教育勅語02

 

【高橋源一郎という人の教育勅語現代語訳に賛同される方々】

よく判らないと逃げを打ってしかも1時間で作ったらしい教育勅語現代語訳です。

 

高橋源一郎作教育勅語現代語訳

「意味がよくわからない。なので、一時間ほどかけて、訳してみました」

 

 

 

 

 

 

 

この現代語訳を絶賛している方々が大勢います。

個人の主義主張が、私と異なっていても私は構いません。

なので異なった私の意見も表明させてください。

そして意見として尊重してください。

 

時代とともに変わるべき教育勅語の価値観

教育勅語03

 

現在は教育基本法が制定されています。

 

教育基本法第二条

教育基本法の第二条に教育の目標が定められています。

第二条 教育は、その目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。
一  幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと。
二  個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
三  正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。
四  生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
五  伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。

 

この法案を廃止する議論を行っているわけではありません。

 

『教育勅語には良い面があった。その良い面は継承すべきだ』という至極もっともな意見を述べる政治家が出ると、国籍の怪しい人達が特に騒ぎ出します。

 

 

教育勅語の表現が天皇中心だから許せない!

そうです。

 

教育勅語は、出来たときが明治時代です。

教育勅語が、その時代の背景を抱えているのは事実です。

 

そこで問題です。

教育勅語を現代の価値間に書き換えて良い部分を持ち出すのが悪いことなのか?

 

憲法は既に時代にそぐわない部分ができているのに解釈で運用すれば良いという。

ならば教育勅語もかりにそのまま持ち込んでも、現代の価値観で解釈運用すれば良いのでは?

 

私は勿論、憲法も教育勅語も現代の価値観と整合性をもって書き換えて堂々と運用すれば良いと思います。

 

 

教育勅語の十二の徳目

教育勅語04

 

 

教育勅語の12の徳目

孝行    :親に孝養をつくしましょう
友愛    : 兄弟・姉妹は仲良くしましょう
夫婦  ノ 和 :夫婦はいつも仲むつまじくしましょう
朋友 ノ  信 :友だちはお互いに信じあって付き合いましょう
謙遜    : 自分の言動をつつしみましょう
博愛    : 広く全ての人に愛の手をさしのべましょう
修学  習業  : 勉学に励み職業を身につけましょう
智能 啓発   : 知識を養い才能を伸ばしましょう
徳器  成就  : 人格の向上につとめましょう
公益  世務  : 広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう
遵法    : 法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう
義勇    : 正しい勇気をもって国のため真心を尽くしましょう

 

何か持ち出して問題のある表現があるのでしょうか?

現代でも当然通じるというか必要な事柄だと思います。

『教育勅語』と言っただけで、不思議な過剰反応を起こす方々は日本語が読めていますか?

 

他の教育勅語現代訳

 

明治神宮にある教育勅語現代訳です

私は、私達の祖先が、遠大な理想のもとに、道義国家の実現をめざして、日本の国をおはじめになったものと信じます。そして、国民は忠孝両全の道を全うして、全国民が心を合わせて努力した結果、今日に至るまで、見事な成果をあげて参りましたことは、もとより日本のすぐれた国柄の賜物といわねばなりませんが、私は教育の根本もまた、道義立国の達成にあると信じます。
 国民の皆さんは、子は親に孝養を尽くし、兄弟・姉妹は互いに力を合わせて助け合い、夫婦は仲睦まじく解け合い、友人は胸襟を開いて信じ合い、そして自分の言動を慎み、全ての人々に愛の手を差し伸べ、学問を怠らず、職業に専念し、知識を養い、人格を磨き、さらに進んで、社会公共のために貢献し、また、法律や、秩序を守ることは勿論のこと、非常事態の発生の場合は、真心を捧げて、国の平和と安全に奉仕しなければなりません。そして、これらのことは、善良な国民としての当然の努めであるばかりでなく、また、私達の祖先が、今日まで身をもって示し残された伝統的美風を、さらにいっそう明らかにすることでもあります。
 このような国民の歩むべき道は、祖先の教訓として、私達子孫の守らなければならないところであると共に、この教えは、昔も今も変わらぬ正しい道であり、また日本ばかりでなく、外国で行っても、間違いのない道でありますから、私もまた国民の皆さんと共に、祖父の教えを胸に抱いて、立派な日本人となるように、心から念願するものであります。
~国民道徳協会訳文による~
『私』という教育勅語現代語訳表現が気に入らないようです。
明治の時代と現代では価値観が違うことを知りませんか?
現代の価値観で脳内翻訳できませんか?
不思議でなりません。
世界の国歌の歌詞は、かなり過激なモノが多いです。
しかし、それぞれ現代脳で翻訳して受け入れています。
君が代問題
憲法問題
そして教育勅語
あなた方はいつの時代に生きているのですか?
最後までお読み頂きましてありがとうございました。

投稿者プロフィール

大橋雅夫
大橋雅夫respect justice
鎌倉生まれの湘南育ちです。
60才を越えましたが、まだまだ好奇心旺盛です!

このブログでは、『知らないではすまされない事を、お知らせしていく』がメインテーマになっています。

いわゆる情弱で損をさせられている人が一人でも救済されますことを願って、ブログを書き続けていきます。


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