本レビュー

『あきらめない生き方』を読んで!本物のメッセージに触れて欲しい

てんつくまんをご存知ですか?

軌保 博光(のりやす ひろみつ、1968年2月2日 - )は、日本の映画監督・路上詩人、元お笑い芸人である。軌保白井博光の名義を使用していた時期もある。2002年、てんつくマンと改名。兵庫県姫路市出身[1]。滋賀県立湖南農業高等学校卒業。

出典:ウィキペディア

色々と批判をする人もいるようです。

ユニークな存在であり、周りにも変わった人が集まっているようなので、一緒くたにされている部分もあると思います。

私は、何回か直接会っています。

目を見て言葉を書いて貰いましたが、腑に落ちる内容でした。

何より、アホを演じられる凄さがあります。

そして、愛情も深い方だとと思いました。

ただ、私は彼が呼び寄せる空間には、いられませんでした。

当然、自分自身の問題であったわけですが。

奇跡は待っていてもやって来ない

この本は震災の時のエピソードを中心に書かれています。

その因は神戸の震災にあったようです。

人間が作り出す結果は、必ず因が存在します。

それがその人の人生を思わぬ方向へと導きます。

てんつくまんさんの生き様は、本に書いてある以上に波乱万丈の出来事があったようです。

それを面白おかしく話せる人間性が素晴らしいです。

過ぎたことを肯定的に捉えると未来が好転する典型的な生き様です。

何より凄いのは、行動力です。

批判だけしていて結局何もしない人よりは、一人でも役に立つ人の方が遙かに存在価値があります。

そして肯定的な波動が周りを巻き込み、素晴らしい活動が続いているようです。

少し動き出すためのきっかけや勇気を与えてくれる本になり得ると思い、シェアしてみました。

実は購入してから1年半放置していました。

このタイミングで読めたことに感謝しています。

本物だとは思う。しかし相容れない人

てんつくまんは本物の人物だとおもいます。

しかも羨ましいまでの魅力があります。

人を惹きつける力が半端ない方です。

彼の魅力と救いに導かれて多くの方が集っています。

そして私は、あまりにも多くの感情・思いが渦巻くその空間にいられませんでした。

そこで過ごした時間は無駄ではなかったです。

ただ、私がそこへ行くとドンドン落ち込んでいきました。

結果、私の役割・存在場所はそこにはないと確信しました。

役割を探している人達へ

出来るか出来ないかの問いは封印しよう

自己啓発の本にはどこか、現実感のないうわべだけの言葉が並んでいることが多い気がします。

ところが同じことを現場に立つ人が言うとすとんときます。

この本には、自己啓発本より遙かに価値のある言葉がたくさん書かれています。

人それぞれ、気になる言葉は違うでしょう。

それが正解です。

みんなそれぞれ違うのだから。

てんつくまんを信奉する必要はありません。

本人も教祖になる気はないと思います。

彼が発するメッセージから何か一つでもプラスの方向へ歩める力を感じとってもらえたら紹介した者として嬉しい限りです。

-本レビュー

© 2024 Light Reader Magazine